水道代を節約すると言われても

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水道代を節約すると言われても

うちのトイレに水が流れていないことがあります。

 

ひょっとして、高齢とも言える年齢にさしかかってきた親かも?と思うのですが、なかなか本人に聞きにくいものがありました。その他の家族はトイレを使った後は水を流しているみたいなのです。
「もしかして認知症の始まりなのではないか?」と不安になりました。普段の生活ぶりを見ているとそんな心配はしなくても大丈夫だろうと思うのですが「でも最近ちょっと怒りっぽくなってきたような気もするのだけれど、認知症の前兆なのか」と些細なことにも、気になるようになっていました。

 

あるとき家にお客さんが見えました。少し話をしたあとお客さんが「お手洗いを貸してください」と言うので、お貸しすることにしました。
うちのトイレは昼間でも暗い所にあるので、まず自分が先にトイレに行って電気をつけようとしたら、水が流れていない状態でした。
慌てて流したのですが、不審に思ったお客さんからは「使っても大丈夫なのですか?」と聞かれる始末です。
「勿論大丈夫ですよ」と答えましたが、内心動揺してしまいました。

 

こうしたことがあると、さすがに黙っているわけにもいかずお客さんが帰ったあとで、親に問いただしました。
お客さんの来ているときは、外出中だった本人もそれを言われてさすがに「まずい」といった表情をみせました。流してから貸したとわかって少しほっとしたようでしたが、「水道代を節約するために、お手洗いは水を流す回数を減らしている」と言うのです。

 

そういえば、アイロンをかけようとしても電気代がかかるなどと、普段からブツブツ文句を言っていました。その他にも本人が電気や水道などの生活費を節約しようとしている様子は思い当たることがあります。今まで水を流してこなかったのも認知症なのではなく節約のためだと分かり安心しましたが、こうした節約の仕方には衛生の問題もあるので納得いかないのです。